マックス道場

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市橋達也の逃亡記購入



どうもマックスです。月曜日に市橋達也の逃亡記『逮捕されるまで 空白の2年7ヵ月の記録』が出版されることを知ってamazonでポチろうかと思っていたけれど、水曜日たまたま会社が休みでPARCOに行ったついでに購入。新書の端に目立たなくおいてあり売れてないのかな?と思ったけれど今じゃamazonでは1〜3週間待ち。

内容は逃走の開始の様子から、青森、四国、沖縄、無人島での暮らしぶりを回想。初期の逃走内容は抽象的な風景や、明らかにゴーストライターが書いたような描写で非常に薄く感じたけれど、市橋が飯場で働き出し、西成と沖縄を行ったりきたりしてから読み物として引き込まれてしまった。逮捕される直前からは、さらに加速してまさに起承転結で仕上がっていた。こんな本が出版され被害者側は非常に辛いと思うが、本としては飯場など異世界を垣間見ることができる1冊、それはそれで興味深かった。