マックス道場

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リングス横浜大会(12/16)


今年の3月のリングス再始動大会は仕事の都合で行けなかったが、その際、今年の12月にヴォルク・ハン引退試合をやると知り、これは這ってでも行くとの一心でこの日を迎え観戦してきました。

当日14時くらいに新横浜到着、サッカーのユニフォームを着たブラジル系の方々が駅の構内でピーピーやってる。どうやらトヨタカップに向かうらしいが、お前ら到着するの早すぎだろうと。昼飯を食ってから関内へ。開始時間の15時に文体到着しリングス旧友と再会。開場が遅れているらしく、入場に並ぶが前も後ろも女子供までもアウトサイダーだらけで肩身が狭い。入場口では村上和成が入場を促す、そして金属探知機によるチェックとカバンチェック。そして入場。

15時半くらいからアウトサイダーの試合開始、ヴォルク・ハンの試合は28試合目なので、1試合入退場マイク込みで10分だとしても270分後・・・なんつう疲れるショーが始まるのかと思っていたけれど、アウトサイダーが始まってみると非常に進行が早くてメリハリもあって、24試合を見せられてる感もなかった。試合も技術云々を度外視した喧嘩マッチから、拮抗して噛みあわない試合やら、いかにも総合のつまんない試合までバラエティに富んでいた。メインではアウトサイダーらしく乱闘もあり、さらにロビーで揉め事もあって、「らしさ」を体感できた。近くにいた人達がアウトサイダーファンのようで、身内だけじゃなくてこういう層もいるんだなとびっくりした。その人達はハンの引退試合の前に帰られましたがね。

そして20時くらいからハンの引退試合開始、船木は3冠ベルトを掲げて入場、ハンは終了時間を考慮してか、いつものテーマ曲のイントロからフライング気味に入場、レガースがないのが残念(もう捨てちまったのか?)。観客席もオールドファンが待ってましたとばかりに、やっと盛り上がる。ここまで5時間待ったもん。試合開始、スタンディングからのアームロックや、クロスヒールホールドやら、逆片エビ固めらを仕掛けようとするも、いまいち噛みあわずどれも掛からず残念。いつぞやのハンvs藤原組長のような、まったり系の展開になることも懸念していたけれど、決してそのような展開ではなく、それなりのグラウンド攻防を見せてもらえた。15分しっかりと時間を使いタイムアップ。

ハンの引退セレモニー、スポンサーに続き、リングスジャパンから成瀬と山本が花束贈呈。こういうの嬉しい。最後の10カウントゴングでは「ナンダイナンダイ?」とビックリしているハンが印象的でした。(そりゃそうだわな)。最後花道に駆け寄るリンオタに紛れて僕もハンの手に触れました。終了後は駆け足で新横浜へ。帰りの新幹線が満席で自由席のデッキに120%乗車な感じで詰め込まれて1時間20分、余韻に浸る間もなく疲れてグッタリな岐路でした。

横浜文化体育館に行ったのも、リングスを見たのも、前田日明を見たのも10年ぶり。「夢の余韻」とはよく言ったもので、ハンの試合が見れただけであの頃にタイムスリップした感じだった。次は誰の引退試合だ?年1くらいでリングス系の引退興業を頼みます!