マックス道場

日常と育児と野球と相撲と音楽

親知らず生えてきたよ怖いから歯医者には行かないpart2

part1に引き続き2本目の記録です。抜きたてホヤホヤの記録だよ。

8/10(月)2本目

2本目は虫歯の親知らず、横向きに生えてるから難易度が高そう。同居人も同じような生え方でかなりの難産だったので、非常にびびらせてきて、抜くのをやめなさいとすら言ってくる。とは言っても虫歯は虫歯だし、横向きに生えてるから物が詰まる可能性も高いので夏休みを利用して引っこ抜いてもらうことにした。

そもそも難易度の高い親知らずを、開業医がやること自体って普通じゃないかも?と思った。よく聞くのは紹介状をもらって大学病院での抜歯のパターン、開業医は面倒なことをやりたがらないんだろうか。そりゃ確かに1時間もかけて親知らずと戦うくらいなら大学病院に丸投げした方が楽なもんだろう、今回は「うちでやれる」という事で、その心意気買って小さい開業医さんで抜いてもらうことに。

診察台に寝て早速麻酔。相変わらず麻酔で気分が少し悪くなる。心拍数も上がってるような感じ(びびってるわけじゃないよ)。麻酔を聞かせてる間にもう1人を治療している。15分くらい経ったあとに「じゃあ今から初めます、まずはこの抗生物質を飲んでください」といわれ、「ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g」を溶かしてもらい飲む。ジスロマックの錠剤は、ちょくちょく風邪やらで飲むけれど今回のはボトルに入っていて水に溶かして飲む飲料系。こりゃ初めて見た!と感動しながら飲むが、なんだかバリウム飲まされているみたいで気持ち悪い(バリウム飲んだことないけどね)。まずくはないんだけど、麻酔で口がしびれてるから感覚的にまずい。が、がんばって飲みきりまずは1つめのハードルクリア。

では、ということでまずは歯茎の切開、歯茎に神経を集中し切れていく感覚を確かめようと思ったが当然ながら麻酔下にあるわけで感覚などない。その後親知らずの周りの骨を削りますということで嫌な音を立てられながら骨が削られる。ここまでは全く痛みがなかったのだが次から少し痛みがくる、それは歯の切断。またまた嫌な音を立てながら先っちょの歯を切断されていく、なんとなくチェーンソーのようなもので前後左右から切られている感覚があり非常に不快、終盤に差し掛かったくらいで神経にあたってる感覚が出てきて痛む!5分ほどこの痛みが続き「うぅ」とたまに声をあげてしまう。

先生もたまに休憩しながら手を止め、「大丈夫ですかー?」と声をかけながら作業をする。「ふぁい、だいじょうぶ」と返答すると「では続けます」と言った瞬間からガチで仕掛けてくる。「うわ本気だしてきた!」と思いながら必死に耐える。焦げるような嫌なにおいがしてきて、何の機材だろう?と必死にほかごとを考えながら上部の歯の切断完了。最後に残りの下部半分を引っこ抜くときに痛すぎて声が出た。麻酔を1本追加!ということで再度麻酔をしてもらった後に、再度引っこ抜いてもらい抜歯終了!!

腕時計をみたら、麻酔が効いてきて抜歯開始の時間から30分で終わった。後始末はガーゼで止血したのちに歯茎を縫合。これが結構チクチクしながら感覚的に2箇所の縫合をしていた。最後にもう1度ガーゼを噛んで完全終了。痛かったのは上部の歯の切断のときに神経に触ったときと、下部の引っこ抜きの部分だけど、思ったよりもスムーズにいけてよかった。

現在の状況は抜歯から1時間くらい経過したあとだが、早速右あごが腫れてきているっぽい。冷えピタ子供用をたんまり買い込んだので対策はばっちりだ。ジスロマックも飲んでるし感染もないはずで、痛み止めはロキソニンたくさんもらったし、さあかかってこいというところ。

抜歯は無事終わったが、実はこの1週間、今回抜く予定じゃない方の左の親知らずが周辺の歯肉がかなり腫れあがり猛烈に痛かったけど、今回抜いたのは反対の方・・・!結局左のほうも抜いてもらうことになるんだろうかなあ・・・まあ今のままじゃバランスが悪いから左の親知らずも上下とも抜いちゃいたいと思ったこの1週間でした。

診療代金:5000円
処方薬:ロキソニン、(ジスロマックは病院で投薬完)