マックス道場

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LINDBERG@Zepp Nagoya(12/22)


どうもマックスです。中学生の頃によく聴いていたリンドバーグが復活ツアーをやるとの事でまたまたまたまた会社サボって行って来ました。現役時代は生で見る機会がなかったので最初で最後のライブなのかな。


18時前にZeppに到着、初めて会場横の名鉄協商パーキングに停めてみた。確か30分100円で1000円打ち切り、平面で出入りしやすいけれど終演後は混みそうなので出しやすい場所に駐車することが必須。18時半くらいに中へ、客層は30代がほとんどかな男女比は男がかなり多かったように思えた。入りはたぶん超満員札止めを出してもいいくらいぎゅんぎゅんに入っていた(男が多いので若干辛かった)。今日のチケットに『前座:JURIAN BEAT CRISIS』とあったので、どんなガールズバンドが演るのかと思っていたら、開演5分前にいかにもエイベックスのアイドルみたいな女の子がカラオケで2曲歌って去っていった・・・・曲の途中に水分補給していたけど、せめて曲の合間にしてくれ。


という事で19時15分に客電が落ち「恋をしようよ Yeah!Yeah!」からスタート。ベストヒット的なセットリストで突き進んで、メドレーまで取り入れてくる詰め込み型で盛りだくさんすぎておなかいっぱい。客の盛り上がりが異常なくらいで、普段行っているようなライブとは少し種類が違うのは分かっているけれど、これほどまでにファンが熱狂しているライブはZeppNagoyaという会場では初めてだった。ジャンルも会場も世界的知名度も違いすぎるけれど、去年大阪城ホールで見たBjork並みのファンの渇望感、興奮感が渦巻いていた。


ただブランクなのか、加齢なのか分からないけれどヴォーカルの声が出ないという事実は辛かった。8月のSWEET LOVE SHOWERの映像で見た時は、渡瀬マキのあまりの劣化っぷりに可愛そうになってきて、その後もテレビで見るたびに声が出ていない彼女は痛々しく感じた。今日も高音は当然出ていなかったし、キーを下げているため音程も取れてなくて・・そのことからライブ中ずっとヤキモキしていたんだけれど、ふとプロレスラーの武藤敬二のことを思い出し納得しスッキリした。過去は過去、現在は現在、今できる最大限のスタイルで客を満足できればいい、ただそれだけのことなんだろう、と。


多感な中学生の頃に聴きこんでいたあの頃の記憶が断片的に蘇った2時間半だった、あの頃の感受性が100とすると今では20くらいしか残っていないけれど、少しは若返りが出来たような、そんなパワーをもらった。ライブでこんな体験できることは滅多にないんだから有り難かった。