マックス道場

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落合博満『読む野球(中日新聞)』より


どうもマックスです。毎週火曜日、中日新聞に連載されている落合監督『読む野球』、本日の話題は記録について。落合監督が記録を重視しているのは中日ファンにとっては周知の事実だけれど、改めてその重視振りがよく分かる内容。

#今、うちのチームでは2000本安打に届きそうな打者は谷繁、和田、荒木、井端か。彼らにはチャンスがあるんだから達成させてやりたいと思う。 ・・・ 俺自身、これまでに何度も言っていることだが、人一倍記録への思い入れが強いから、今の選手たちにも目標があるなら、それに向かって野球をやらせてあげてたいと思う。

谷繁、和田、アライバが2000本に近いとは知らなかった。調べてみると昨シーズン終了時点で谷繁1810安打、和田1516安打、荒木1385安打、井端1503安打。谷繁は早ければ来シーズン中、和田井端も3年くらいでいけるのか。全盛期を過ぎた岩瀬をこれだけ使い続けるのだからこの4選手(特にアライバ)も2000本安打までは使い続けるのだろうなあ。

岩瀬と言えば、おそらく7月中にも前人未到の300セーブに達成する見込み。浅尾が本格派してきている中、正直すぐにでも抑えを入れ替えて欲しいと思っていたけれど、落合監督もここ(300セーブ)まで絶対使うと決めていたのだろうなあ。セーブ数ばかりに注目されているけれど、何気に本日通算700登板の記録達成。こちらも調べてみたら過去に13人しか達成しておらず大記録かと。通算1位の949登板は無理だと思うけれど、こういう通算記録を見ていると(昨今の岩瀬劇場っぷりは棚に上げて)江夏の829登板くらいまではいって欲しいと思ってしまうなあ。

最後に心に響く締めの文言。プロ野球選手に限らず、われわれ一般人にとっても仕事や日常において大事なこと。

#1本目を打った、1勝できたというのは、本人にとってどれだけ貴重なことか。1つ1つの積み重ねがどれだけ大きくなっていくは、日ごろの精進で道が開けるかどうかだ。1本目、1勝目があるから次がある。それがなければ、次もない。